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imaizumi blog

良い家のつくり方。

2025.09.08

まず『良い家』ってどういう家だろう?

 

 

まず何が良いのか?

 

 

断熱性能?耐震性能?はたまたデザイン?後々のメンテナンス?

 

 

住み心地?

 

 

デザインや住み心地は、人それぞれ感性などが違うからひとまず置いておくとして、

 

 

断熱性能や耐震性能は、数値化できるから今やもう最高等級にするのは当たり前のこと。

 

 

では、これらの数値が良ければ、果たして良い家と言えるのだろうか。

 

 

そこも少し違う気がしていて、何故かというと

 

 

建築って面白くて、設計士が設計して、現場で作業する職人さんが沢山いて

 

 

その工事内容(工程・原価・安全)等を把握してまとめる役目の管理者がいて建物が出来上がっていく。

 

 

だから、設計士がいくら良い設計をしてもあとの三者が良くなかったらいい建物にはならない。

 

 

逆も然りで、職人さんが良くても他の二者が良くなかったらよいモノは出来ない。

 

 

という事は、三者が揃わないと本物は出来ないのだとわたしは思います。

 

 

しかし、断熱性能などは図面上での数値だからどんな施工をしても数値的には良くも悪くも同じ結果である。

 

 

 

話を戻して性能だけのことで言うと真の『良い家』っていうのは、

 

 

設計士も現場管理者も職人さんも三社が、揃って力を出し切らないと出来ないと言えると思います。

 

 

そこに、お客さんの感性でもあるデザイン性や住み心地がマッチしたら、本当の意味で『良い家』が出来るのだと思います。

 

 

だから、『良い家のつくり方』という説明書をわたしが作るとしたら

 

 

図面上での性能は、最高等級というのは大前提として、

 

 

良い家を本当につくりたいのであれば、今は大きなハウスメーカーさんは危険な気がする。

 

 

何故ならば、若くて経験も知識も充分でない社員さんが沢山の現場を任されて

 

 

職人さんもカツカツの単価で日々現場に追われている。

 

 

このような会社ばかりでは無いにしろ、多くがこういった状況である。

 

 

だからと言って小さな地場の工務店が良いかと言ったらそれも違うところもあります。

 

 

結果的に本当に良い家をつくることが出来る会社って、経営者自身が表に出て顔出して説明してくれるところじゃないかと

 

 

思います。現場にも来るし、職人さんとも適度に連絡する人の会社は信用出来るんじゃないかと思います。

 

 

そもそも経営者さんが適当な人ではダメですよ。

 

 

信用できる経営者のもとには、信用できる職人さんも就いていると思います。

 

 

 

結論、現場を熟知した経営者とじっくり話してほしい。本当にそう思います。