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「安城市根崎の家」配筋検査

2013.10.04

こんばんは

 

 

本日は「安城市根崎の家」の配筋検査でした★

 

 

配筋??って思われた方(*^_^*)

 

 

基礎のコンクリートの中に鉄筋が組んでありますよね。

 

 

その組んだ鉄筋の検査です!

 

 

そもそもなんで鉄筋入れるの?コンクリートだけじゃ

 

 

だめなの?って思われるかもしれないのでご説明です。

 

 

難しいこと言うとコンクリートに鉄筋を入れる理由は、

1,コンクリートの引っ張り強度を補うため

 

2,コンクリートが乾燥や収縮で割れるのを防止するため

 

 

の2点です。
そもそもコンクリートは押しつぶす力には強いですが、

 

 

 

引きちぎる力には極めて弱いのです。

 

 

これを圧縮応力、引張応力と言いますが、

 

 

 

建物の荷重と地盤との間で圧縮の力が働くので、

 

 

 

圧縮に強いコンクリートを用いるのですが、

 

 

 

ときに圧縮以外の力が加わることがあります。

 

 

地盤の強さの不均一や地震などによって生じ、

 

 

 

地盤が一部弱かったりした場合、

 

 

 

基礎には曲げの力やせん断力が加わります。

 

 

また、地震などで上下、左右に強い力で揺すられ

 

 

 

圧縮以外の強い力がコンクリートに加わると、

 

 

 

コンクリートにひび割れや、割れてズレが生じます。

 

 

 

このときに鉄筋が入っていれば圧縮以外の力

 

 

 

が加わった時にもしっかり対応できるのです。

 

 

 

そして鉄とコンクリートの相性は良く

 

 

 

空気中では酸化して腐食してしまう(錆びてしまう)

 

 

 

鉄筋をコンクリートに入れることにより、

 

 

 

コンクリートのアルカリが酸化を抑制し、

 

 

 

構造物の寿命を延ばします。

 

 

また、コンクリートは鉄筋に良く付着

 

 

 

するため構造物を一体化させます。

 

 

 

やっぱり頑丈な基礎をつくる上で

 

 

 

鉄筋は必要不可欠なんですね(*^_^*)