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集成材って何?

2020.06.16

こんばんは~

 

 

SE構法に詳しい人と言えば、、、

 

 

全国で約500社ある耐震構法SE構法の施工登録店の中でも

 

 

選りすぐりの60社からなる重量木骨プレミアムパートナーの一員であるkotori の今泉でしょ。笑

 

 

愛知県三河地区では(株)kotori だけなんですが、それもそのはずSE構法マニアなんです。

 

 

まぁ、なかなかいないでしょ。

 

 

ここまで耐震構法SE構法を熟知している人は、、、

 

 

そんな私が本日は、集成材について語ります。

 

 

皆さん、集成材って聞いたことありますか?

 

 

では、どのように作られていてどんな特徴があるか知っていますか?

 

 

こちらは私が実際に集成材工場(院庄林業さん)に出向いて製造過程を見学したときの写真です。

 

 

 

 

このような丸太から姿を変えていく過程を見ていただきたいです。

 

 

 

 

丸太が上の写真のように細長くスライスされていきます。

 

 

 

 

ご覧のように同じ厚さでたくさんのスライスされた木が次々と作られていきます。

 

 

これを『ラミナ』と呼んでいます。

 

 

そして、このラミナの一本一本の含水率や強度を測定していきます。

 

 

 

 

 

 

 

この時に一本一本の細かな寸法(厚さ)なども測定していきます。

 

 

 

 

そして、基準値をクリアした材料のみ次工程に進む事ができます。

 

 

 

 

先程のラミナ材一本一本に接着剤が塗布されて

 

 

いよいよ圧着です。

 

 

幾つもの層を重ね合わせて強固な集成材が出来上がります。

 

 

 

 

このように出来た集成材は、表面などを綺麗にされたのちに規定の寸法にカットされます。

 

 

ということで、ラミナ一本一本の強度が全て測定され、記録に残されていきます。

 

 

だからこそ、全ての材料において数値化された強度が分かるということです。

 

 

それが、耐震構法が全ての建物で構造計算できる所以なのです。

 

 

皆さんも、家をご計画の際は必ず構造計算された家をご購入するといいかと思います。

 

 

因みに、現在の日本の建築基準では、木造で階数が二階以下で

 

 

500㎡以下のものは構造計算されていなくとも認可はおりてしまいます。

 

 

何とも不思議な国ですね。

 

 

弊社は、構造計算は勿論のこと、耐震等級は3、長期優良住宅でなければ

 

 

お家の設計・施工はお請けいたしませんのであしからずご了承ください。

 

 

そんな kotori の軽トラ日記でした~ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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