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こんにちは。
私たちのお家づくりで、所謂、『標準仕様』と呼べるものといえば
『SE構法』と『木繊維断熱材』のみです。
その他の建材は、採用される事が多いものはありますが
基本的にあらかじめ決めているものはありません。
そのため、初回のお見積りから、クライアントのご要望に対して
適している、と思われる仕様、仕上げを選定することにしています。
(最終的に採用されるとは限りませんが。。。)
次回のお打ち合わせでお見積りを提示することになった『静岡県磐田市の家』では
家族の一員として猫が一匹いるため、内装、特に床材には
清掃性に優れた素材が望ましいです。
水廻り等に関しては、長尺シートや樹脂タイル。
フローリングには、ガラスフィニッシュを施した物あたりが
初回お見積りの内容としては適当かな、と考えていますが
問題はタタミコーナーです。
適度な柔らかさもあり、清掃性も優れているとなると、すぐに思いつくのは
樹脂でコーティングされている和紙畳ですが
樹脂コーティングが長期間の使用には耐えられないという問題があります。
畳ではありませんが、数年前にサンプルを取り寄せたものの
私のデスクの引き出しで眠っていたビニル織物床材の『ボロン』も良いかな、と考えていますが
改めて、素材感や清掃性について、きちんと確認してから
ご提案しようと思います。