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夏の結露

2025.08.17

こんにちは。

 

 

 

夏の結露について、ご存じでしょうか。

 

 

 

原理や、実際に起こればどんな状況になるのかを知らずに

 

 

 

建物を設計してしまうと、とても恐ろしいことが起きてしまいます。

 

 

 

出典:あおぞら消毒(株)

 

 

 

これは、典型的な夏型結露の症状です。

 

 

 

『何となく』で床下の通気工法を採用すると、こんな事が起きます。

 

 

 

 

 

 

例えば、外気温が30℃で、湿度が70%の環境があったとします。

 

 

 

建物の床下(基礎内)は地熱の影響を受けるので、年間を通して割と一定で

 

 

 

大体13℃~20℃ちょっとです。(キリ良く15℃としましょうか。)

 

 

 

そこに暑く湿った空気が流入すると、どうなるか?

 

 

 

摂氏30℃、湿度70%の空気は、23~24℃を下回ると露点を迎え

 

 

 

直ちに結露を起こします。

 

 

 

床下を通気させれば、『何となく』乾きそうですが

 

 

 

そうとは限らない場合もあるという事です。

 

 

 

プロとして、イメージだけではなく

 

 

 

きちんと検証したうえで設計していきたいものです。

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