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こんにちは。
住宅のプランニング段階の序盤から、ダイニングテーブルを意識することはとても大切です。
図面上では部屋の広さや動線ばかりに目が行きがちですが
実際に暮らしの中心になるのは「どのテーブルを囲むか」という日々の時間だからです。
ダイニングテーブルは、食事だけでなく勉強や在宅ワーク
来客のもてなしなど、多目的に使われる家具です。
最も家族が集いやすい空間でもあります。
そのためサイズや形、配置によって、空間全体の雰囲気や家族の距離感までもが変わってきます。
間取りを考えるときに「どんなテーブルを置きたいか」を想定することで
動線の幅や窓からの光の入り方、照明の位置まで自然に整っていきます。
特にイタリア家具のダイニングテーブルは、素材や造形が空間の主役になります。
無垢材の温かみ、大理石の静かな存在感、洗練された脚のデザイン
いずれも住まいに確かな重心を与え、暮らしを少し特別なものにしてくれます。
プレゼン段階の図面にそのテーブルを描き込むと、間取りは単なる線から「未来の生活を感じさせる風景」へと変わります。
設計士としておすすめしたいのは、間取りを考えるときに「この家に迎えたいテーブル」を具体的にイメージすることです。
例えば220cmの長いテーブルなら来客を招くシーンを、丸い小ぶりのテーブルなら家族の親密さを。
それぞれにふさわしい間取りが導き出されます。
ダイニングは暮らしの中心であり、テーブルはその象徴です。
お気に入りの一台を想定しながら間取りを組み立てることで
完成した住まいはより心地よく、日々の時間に寄り添う空間になるのです。
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