staff blog
こんにちは。
前回は展開図のお手伝いについて書きましたが、
今回は「模型づくり」を経験させていただいたときのことをお話しします。
普段大学で製作する模型も丁寧に仕上げるよう心がけていますが、
今回はお客様にお見せするもの。
そのため、いつも以上に慎重に、細部まで気を配りながら作業を進めました。
線がわずかに曲がったり、切り口が美しく見えなかったときには、
納得できるまでやり直すこともありました。
また、ただの白模型ではなく、壁や屋根の素材感がより伝わるように工夫しました。
壁は、凹凸加工がされた色画用紙を用いて質感を表現し、
屋根には切れ込みを入れて仕上げることで、素材のニュアンスを伝えられるようにしました。
模型が完成したときには、社長やスタッフさんからお褒めの言葉をいただけてうれしかったです。
図面では伝わりにくい空間の雰囲気や質感を、少しでも正確に届けられるよう、
丁寧さと誠実さを込めた製作でした。
来週、プランニング中のお客様に模型をお見せする予定です。
丁寧に仕上げたこの模型が、住まいのイメージをより鮮やかに伝える手助けとなり、
喜んでいただけたらなによりうれしく思います。
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