imaizumi blog
オランダで17世紀に活躍した哲学者スピノザは、
人であれモノであれ、それが『本来の自分らしい自分であろうとする力』のことを
『コナトゥス』と呼びました。
コナトゥスという言葉はもともとラテン語で『努力、衝動、傾向、性向』といった意味です。
スピノザは、その人の本質は姿形や肩書ではなくて、コナトゥスによって規定されると考えたそうです。
したがって、当然コナトゥスは多様であり、個人により異なります。
私たちは、物事において『良い・悪い』という評価を社会で規定された絶対的尺度として用いていて、
スピノザによると、それらの評価は相対的なものでしかなかく、文脈に依存して決定されるようです。
では、どのような文脈に依存するのかというと、
その人のコナトゥスを高めるのであれば、『良い』ということになり、
その人のコナトゥスを毀損するのであれば『悪い』ということ。だと説いた。
つまり、この世に存在しているあらゆるものは、それ自体として『良い』『悪い』ということはなく
その人のコナトゥスとの組み合わせによって決まる。と考えたのです。
われわれも仕事や物事を行なうにあたり、
『活力を感じる』のであれば、それは良い事ではないのでしょうか。
kotori としてスタッフみんなの『コナトゥス』が常に高められる環境を私はつくっていきたいですね。
※画像はウィキペディアより抜粋
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