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豊橋技科大の製図室に着くと、およそ50名分の設計案がずらりと並んでいました。
それぞれA1サイズのプレゼンボードが3~4枚づつと、模型。すごい量です
一通り見て、先生2名、外部からの講評者3名の計5名で投票・協議し、8案を選出
皆の前で発表してもらい、質疑応答・コメント・先生からの出題意図の解説などを通し、
課題への理解を深めました
*
学生の案を選ぶ際に、
1. 図面などの表現力があるか
2. 周辺とのつながりを意識し、設計に落とし込めているか
3. 建物単体で見たときにおもしろいか
の3点を基準にして、なかでも2番を最重視して評価しました。
この課題は対象敷地4校区が置かれる周辺環境が異なり、
利用の仕方も異なるので、当然、敷地によって設計も変わってきます。
案を見てみると、3番を意識した案が多かったように思います。
3番は見た目にわかりやすいので、つい、かっこいい設計をするということに捕らわれてしまいますが、
本来は、1番と2番をクリアしたうえでの3番です。
*
と、講評会を思い出してまとめてみましたが、
これは公共建築に限らず、
ひとつひとつの住宅でもそのまま当てはまることだなと、
改めて思った次第です
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