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こんにちは。
先日、事務所で小さな雨蛙を見つけました。
階段に迷い込んでいる姿がかわいそうで、そっと外に逃がしてあげました。
その後もしばらく、雨蛙の様子を眺めてしまいました。
雨蛙はその名の通り雨の日や湿気の多い場所を好むといわれますが、
実は環境の変化に敏感な生き物でもあります。
農薬やアスファルトで覆われた場所ではなかなか生きづらく、自然の豊かさを象徴する存在ともいえます。
私たちが家づくりを考えるときにも、この「小さな生き物と共にある暮らし」は大切な視点になると感じます。
現代の住宅は機能性や利便性が優先されがちですが、自然素材を取り入れたり、
庭や外構に緑を残したりすることで、住まいはぐっと心地よいものになります。
雨蛙が安心して暮らせる環境は、人にとっても健やかに過ごせる環境につながっていくのです。
例えば、木材や漆喰といった自然素材は湿度を調整してくれる力があります。
ジメジメした梅雨時期でも、室内がカラッと快適に保たれるのは、自然素材ならではの魅力です。
また、断熱材として木繊維を使うと、冬は暖かく夏は涼しい空間が実現できます。
これらはすべて自然と調和する暮らしを支える要素であり、長く住み継げる家を形づくる大切なポイントです。
庭先に雨蛙が遊びに来てくれる家。
それはただの偶然ではなく、環境にやさしい設計や素材選びの積み重ねから生まれる豊かさの象徴だと思います。
私たち工務店が目指すのは、そんな自然と調和した住まいづくりです。
子どもたちが季節ごとの虫や小さな生き物に出会い、親が安心して深呼吸できる、そんな日常をお届けできればと願っています。
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