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縁を切る②

2021.09.17

 

 

おはようございます

 

 

今日は前回の続きで、縁を切る②です。

 

 

写真を見ながら、どの場面で縁を切っているのか見ていきます。

 

 

 

 

 

 

土間コンクリートの打設途中です。

 

 

写真中央の黒いバーみたいなものが緩衝材として縁を切る役割をしています。

 

 

 

 

 

現場は違いますが、写真の黒い線(緩衝材)が、先程見えていたものです。

 

 

 

 

コンクリートは打設によって一体化しておりますが、

 

 

温度や湿度・更には打設時の乾燥の熱収縮等で様々な応力が発生します。

 

 

さらに駐車場となると、

 

 

自動車が乗るので、振動などより大きな応力が発生します。

 

 

 

そのため、一定の大きさで縁を切っておかないと、

 

 

 

収縮によって亀甲のようにクラックが発生します。

 

 

 

これを防止するために、応力が集中してクラックの管理をしやすいように

 

 

 

緩衝材や、あえて隙間などを設け縁を切っておきます。

 

 

 

 

 

また、2枚目の写真は、将来的に照明を交換する際、

 

 

 

 

最低限のコンクリート部分を撤去して、交換ができるようになっています。

 

 

 

 

 

 

縁を切るということは、施工精度を上げるだけではなく、

 

 

 

 

将来メンテナンスも考えて行うことも非常に重要です。

 

 

 

 

 

縁を切る③に続く