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こんにちは。
家族で富士サファリパークへ向かう道中
立ち寄ったサービスエリアでのことです。
車を降りたとき、ちょうど正面に富士山が見えるはずの方向を探してみましたが
分厚い雲にすっぽりと隠されていて、その姿をとらえることはできませんでした。
せっかくだから見たかったな、と少し残念に思いながらも昼食をとることにしました。
食事を終えて、ふと富士山のある方角をみると、先ほどまでの雲はすっかり流れ去り
青空の下に富士山が堂々と姿を現していました。
その姿は、ただ「大きい」「きれい」という言葉だけではとても表しきれない
どこか神々しいものを感じさせます。
その時、古くから人々が山を信仰の対象として仰いできた理由が
ほんの少し分かったような気がしました。
自然の中に人を超えた存在を見いだし、物や風景のひとつひとつに神が宿ると考える心。
それは決して遠い昔の人たちの話ではなく、今の自分の胸にも確かに響くものなのだと感じます。
日々の暮らしの中でも、何気ない風景や身近なものに宿る小さな神聖さを大事にしていけたらと思いました。
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