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トイレの窓問題

2021.11.29

こんにちは

 

 

 

プランニングの際

 

 

お客様のご要望によって

 

 

『明るいトイレ』が良い方と『しっとり落ち着いたトイレ』が

 

 

良い方と大体2通りに分かれます。

 

 

 

その時々で、トイレの窓は大きくしたり、小さくしたり

 

 

光の入り方を調節しています。

 

 

多くの住宅のトイレは、他よりこじんまりとした空間となるので

 

 

尚の事、光の入り方は重要となります。

 

 

 

トイレに取り付ける窓というと

 

 

換気も頭に浮かびますが

 

 

 

昨今の住宅で言うと、必ずしもトイレの窓は開閉できる必要は

 

 

無いのでは、と考えます。

 

 

 

というのも、現代の住宅は建築基準法によって24時間換気が義務付けられています。

 

 

 

換気方法は、住宅であれば第一種換気(機械給気、機械排気)と第三種換気(自然給気、機械排気)の

 

 

どちらかになりますが、どちらを採用するにしても

 

 

 

基本的に住宅の内部は気圧が低い状態になりやすいため

 

 

トイレの窓を換気のつもりで開放した時に、その窓が給気口となってしまう事があります。

 

 

 

トイレの空気を外に逃がすつもりが、逆にトイレの空気を他の居室に流すことになるので

 

 

トイレの窓をむやみに開けることは、あまりお勧めしません。

 

 

 

トイレの窓は、光を取り込む装置としてのみ

 

 

考えた方が良いのでは、というのが私の今の考えです。