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こんにちは。
以前、訪れた『鳥羽市立海の博物館』。
切妻屋根のおおらかなフォルムの建物の中に
その昔『海民(かいみん)』と呼ばれた漁師さん、海女さん、船乗り
それに、海辺に住む人たちが海と培ってきた歴史と現在を伝える展示物が展示されています。
建物を設計したのは、建築家の 内藤廣さん。
外壁に使用されているのは、昔ながらの焼杉です。
焼杉は、古くは瀬戸内の建築に使われていた素材で
文字通り、杉板の表面のみ燃焼させることで炭化層を形成し
耐久性を高めたものです。
炭独特の表情は、重厚感がありながらも、どこか柔らかく
建物をより魅力的にしてくれます。
6年前に建築した自邸にも採用しましたが、現在でもその美観を保っています。
機会があれば、またおすすめしてみたいですね。
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