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照明の『色温度』

2025.08.11

こんにちは。

 

 

 

インテリアの照明計画を作成する際には

 

 

 

照明器具の『色温度』の検討はとても大事です。

 

 

 

 

 

 

『色温度』とは、光の色成分を表す単位で、測定単位は『K(ケルビン)』です。

 

 

 

色温度が低いと黄身がかった光となり、高いと徐々に青みがかってきます。

 

 

 

住宅で使われる照明器具では

 

 

 

2700Kの『電球色』

 

 

 

3500Kの『温白色』

 

 

 

5000Kの『昼白色』

 

 

 

が多く使われています。

 

 

 

私たちの家づくりでは、その中で主に『電球色』と『温白色』を使用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デパートやオフィスのインテリアイメージから

 

 

 

『白い光の方が明るい。』と思われる方も多いですが

 

 

 

そもそも電球色と昼白色では、照明の計画方法に大きな違いがあります。

 

 

 

黄身がかった電球色は、器具の数をやや少なめに設定し

 

 

 

作業面や、強調したい部分にポイント的に設置します。

 

 

 

 

 

 

そうする事で、陰影のある、落ち着いた空間に仕上げることができるのですが

 

 

 

同じ配置計画で昼白色の器具を配置してしまうと

 

 

 

同じ照度の器具を使っても薄暗く、冷たい雰囲気の気味の悪い空間になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

そのため、昼白色メインで照明計画を作成する場合、器具の数を

 

 

 

やや多めに設定する必要があります。

 

 

 

デパートやオフィスでは、照明器具を沢山使用していて

 

 

 

高照度で空間を全体的に照らしているため

 

 

 

『白い光』 → 『明るい』

 

 

 

というイメージになっているのだと思います。

 

 

 

勿論、すべての照明を電球色で揃えれば良いという訳では

 

 

 

ありませんし、昼白色の器具も全く使い道がないという事は

 

 

 

ないので、空間全体の事を考えながら

 

 

 

要所要所で使い分けていかなければいけません。

 

 

 

 

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