Loading...

staff blog

耐風等級

2013.09.16

こんにちは!

 

 

ここ豊川では、雨、風ともに少し落ち着きました。

 

 

ですが、関東地方の方は引き続きご注意お願いいたします。

 

 

今回お話したいのが、耐震等級はよく耳にすることがある

 

 

と思いますが、耐風等級って御存知ですか?

 

 

耐風等級 1とは、

 

 

「極めて稀に(500年に一度程度)発生する

 

 

暴風による力に対して倒壊や崩壊等せず

 

 

稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力

 

 

に対して損傷を生じない程度を示しています。」

 

 

耐震等級の等級1、2、3とあるように耐風等級にも等級1、2

 

 

とあります。なにが等級1、2と違うかと言うと、等級2は等級1の

 

 

1 . 2倍の力まで耐えうるという基準になっています。

 

 

稀ってどういう基準?そんな曖昧な基準?と思いませんか?

 

 

ちなみに、極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力とは、

 

 

たとえば、東京近郊の住宅地を想定した場合、

 

 

高さ10mの位置で平均風速が約35m/s、

 

 

瞬間最大風速が約50m/sの暴風に相当します。

 

 

稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力とは、

 

 

たとえば、東京近郊の住宅地を想定した場合、

 

 

高さ10mの位置で平均風速が約30m/s、

 

 

瞬間最大風速が約45m/sの暴風に相当し、

 

 

これは、伊勢湾台風時に名古屋気象台で記録された暴風に相当します。

 

 

(耐風等級1の場合とする、等級2は1 . 2倍)

 

 

基準は地域によって多少異なりますが、今回の台風 MAN-YI(マンニィ)

 

 

は瞬間最大風速45m/sということなので、稀(50年に一度程度)

 

 

に相当する風速と考えられます。50年に一度の台風なのかは

 

 

分かりませんが、かなり大きい台風だということと、耐風等級の

 

 

基準が低いということはわかりますので、耐震と同じように

 

 

耐風についても知っておいていただければと思います。

 

 

ちなみに、kotoriでは耐震等級3、耐風等級2を

 

 

標準とさせていただいております。

 

 

地震に強い家はおのずと、風にも強いのは

 

 

当たり前ですが(*^_^*)

prev.

MAN-YI

2013.09.15

next.