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ライティングにもこだわります。

2021.01.02

こんにちは

 

 

お家づくりのお打合せのときに

最近は照明器具にこだわられるお客様も増えてきましたが

照明計画については、なかなか図面上や器具のカタログではイメージがつきにくいですよね

 

 

そこで今回は照明器具を使った光の使い方について

お話ししたいと思います

 

 

住宅の照明計画の場合、事務所や会議室などとは違い

必ずしもお部屋を全体的に照らす必要はありません

 

 

むしろ、作業面や、人の視線を向けたい面を意識して

局所的に照らしてあげることで、空間にメリハリが出て

魅力的に空間に演出することができます

 

こちらは三角の吹抜けが印象的なダイニングキッチンです。

 

平らな天井部分には作業面を照らすダウンライトを必要最低限に取り付け

吹抜け上部に向けたアッパーライトを取り付けています。

 

吹抜けの壁に光が反射して、平天井部分とのコントラストも相まって

魅力的な空間となっていますね

 

こちらはキッチン背面の天井をスリット状に掘り込み

照明を仕込んでいます。

 

食器棚の上の壁に反射して、やさしくキッチンを照らすとともに

キッチンを特別な空間のように演出しています。

 

また、隅の天井を彫り込むことによって

視線が上方へと誘導されて、より空間が広々と感じます

 

こちらは構造体や合板を表しとした三角の天井が印象的なLDKです。

合板部分をスポットライトで照らしてあげることで

合板部分と構造体部分が陰影差によって際立っています

 

こちらはお手洗いですね。

お手洗いのようなコンパクトな空間であれば

中央を照らさなくても、壁面の反射光によって十分に照度を得られます

 

こちらは建物外観です。

大きな軒先が印象的な形状なので、上向きの照明計画を意識してみました。

 

暗闇にシャープな屋根が浮かび上がり、かっこいいですね

 

外壁の素材を張り分けた場合は

その部分を照らしてあげることで素材感が強調されてかっこいいです

 

照明の使い方によって

お家はより魅力的なものになります。

きちんと計画されているものと、そうでないのとでは

同じ間取りでも大きく違うので

お家作りの際は、ぜひこだわっていきたいところです

 

以上、kotoriでした

 

 

 

 

 

 

 

 

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