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「省エネルギー基準」H25改正

2015.04.03

4月1日は何の日だったでしょうか。

 

 

エイプリルフール？

 

 

建築、特に住宅にとっては、これまでの平成11年改正の「省エネルギー基準」から、

 

 

平成25年に改正された「省エネルギー基準」に完全移行した日です

 

 

キーワードは「一次エネルギー消費量」なのですが、断熱性能の指標も変わりました

 

 

これまでは、住宅の断熱性能をはかる指標として、「Q値」が使われていました

 

 

「Q値」は、建物から逃げる熱の総量を、『床面積』で割った値です。

 

 

Q値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを意味します

 

 

この場合の問題点として、小さな住宅や、複雑な形の住宅は、不利な判定になっていました

 

 

（床面積の割に外皮面積が増えて熱が逃げやすいため）

 

 

改正された基準では、新しい指標として、「UA値」が使われます

 

 

「UA値」は、建物から逃げる熱の総量を、『外皮表面積』で割った値です。

 

 

UA値も、小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高いことを意味します

 

 

UA値を基準にすることで、住宅の規模や形状の不公平が解消されます

 

 

これからは、「Q値」ではなく「UA値」が断熱性能の指標になっていきます。

 

 

もっと詳しく知りたい方はこちらへ → 「平成25年省エネ基準　改正の概要とポイント／ホームズ君 よくわかる省エネ」

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