imaizumi blog
何が、昨年度の倍以上？？？
東京商工リサーチの調べによると、
木造建築造や家に係わる要件で顧客を100％満足させることは年々難しくなってきていて
その中でも住宅の販売会社、各社ハウスメーカー、工務店、ビルダーが建築した住宅において
今年度は、住宅会社と顧客間でのトラブルの発生が昨年度の倍になっているそうです。
このトラブルの原因には、やはりコロナ禍からの資材の高騰や人材不足などの影響が大きいようです。
具体的には、資材の高騰により下請け業者さんへの支払いが遅れることや、
職種によっては、請負金額が合わずに請負業者が見つからず工程が大幅に遅れたとか、
価格が合わないにも関わらず、資金繰りが厳しいためにとりあえず、請け負ったものの赤字経営に陥ってしまうなど、
あるいは、人件費も払えないので、お客さんとの打ち合わせの回数を大幅に減らしてしまい、
お客さんの要望と違い、クレームとなるケースも多いようです。
いずれにしても、顧客満足度は100％になることは難しいでしょう。
やはり、住宅を建てる工務店・設計事務所は、
注文住宅・フルオーダーになればなるほど顧客との打ち合わせ回数は、必ず増えると思いますし
お客さんとの人間関係を築くためにある程度時間も必要だと私は考えています。
ノンクレームで想像をはるかに超える家づくりを目指すわれわれは、打合せ回数も他社さんと比べ
多くなりますし、お客様へのご足労もいただきます。
それを望むお客様とのお家づくりを大切に続けてまいります。
