imaizumi blog
皆さん、断熱迷子になっていませんか?
今や、誰でも簡単に建築のみならずありとあらゆる情報が簡単に入手できる時代、
だからこそ、何が正しくて何が間違っているのか
訳が分からなくなってしまうのは無理もないと思います。
そこで、本日のお題『断熱迷子』
最近の土日相談会でもよくお話にでるのは、『一体どんな断熱材がいいのですか?』
皆さん、SNSやユーチューブなどでいろん各種材料(断熱材を含め)をそれぞれ勉強されていてよくご理解されています。
その上で、『今泉さん、どう思いますか? どの断熱材がいいのですか?』
と質問されます。
わたしの自論ですが、どんな資材(構造材・建材・造作材)であっても材料そのものを知っているか。
そして、本当に正しい施工方法を熟知しているか、そして最後に正しく施工できる職人さんが施工しているかどうか。
これらが、すべてパーフェクトにできた上で断熱材を選定していること、あとはその会社の責任者がどういう考えの元
その材料を選んでいるか。という話になるかと思います。
私で言うと、これから後世に残す建築物においていずれ解体するとしても、
環境に配慮した建物でなければいけないと思っています。
ですから、出来る限り化学製品が含まれる建材・資材は使用せずに設計・施工すべきであると考えていて
例えば、断熱材にしても完全自然素材の環境断熱ECOボードを使用しています。
これも、6年前に実際にドイツのGUTEX社に出向いて材料・生産など
自らの目で確かめて確信を得てからの採用でしたが、要は責任者が自分の考えの元に決定すれば良い事だと思っています。
だから、先の質問にお答えするとするならば、その材料の事を把握出来ていて、責任者さんの考えがあれば
何でもよいのだと思います。グラスウールであろうとロックウールであろうと羊毛系であろうと
正しく施工出来て、20年、30年後の環境にも自信もって配慮しています。このように廃棄します!
と考えをお持ちであれば全然いいと思います。
わたしは、これから化学製品を使用して建築物を設計そして施工した建物において、10年先、20年先、30年先
われわれの設計・施工した建物において心底責任をとれないな。
そう思っていますので、環境断熱ECOボードを採用しています。
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