imaizumi blog
今回は、環境断熱エコボード③という事で、
昨日の続きで、性能についてご説明させていただきます。
2つ目までは、昨日のブログをご参照いただけたらと思いますが、
今回は、その他の性能についてです。
断熱性能そのものは、意外と知られているかも分かりませんが、エコボードは遮熱力に優れていて
どれくらい優れているかというと、外部の熱が室内まで到達する時間(温度伝統率)で現すと
羊毛系の断熱材が、1.5時間(熱伝導率0.05)
グラスウールが3時間(熱伝導率0.045)
石油系断熱材が5時間(熱伝導率0.024)
セルロースが8時間(熱伝導率0.043)
そして、エコボードはなんと12時間(熱伝導率0.039)と驚異的な数値です。
さらに、『騒音』対策にも優れています。
静かな室内は『美』と『健康』の源である『良眠』を実現しました。
音も漏らさずにプライバシーも保つ。
35db をカットする遮音力を実現しました。
トラックの騒音なども室内に入ると図書館並みの静けさとなる優れもの。
そして、最後に火災対策です。
木で出来ているから燃えやすいんでしょ。という声が聞こえてきそうですが、
それが、このエコボードは兎に角、火に強いんです。
ホウ酸やリン酸などを使用しない本当にピュアな『木繊維断熱材』
外張り断熱で合板を使用せずに『防火認定』を取得しています。
火に強くて、有毒ガスも発生しない壁用防火認定断熱材が『ECO断ウォール』なのです。
という事で、長々と3回に分けて説明してきましたが、全てメリットばかりです。
しかしながら当然のことですが、デメリットもございます。
それは、コスト面です。
まだまだ日本での採用事例も少なく、愛知県でも数社程しか採用事例がありません。
関東地区や新潟の工務店さんも最近では採用されているようですが、まだまだ広まっているとは言えません。
コストが高いとは言え、昨今の物価高で板金にせよ、サイディングにせよ高価になってきています。
それらとの差額で考えてみたら将来的に確実に元がとれる価格帯です。
百聞は一見にしかずではありませんが、エコボードの体験施設などもございますので
ぜひ一度、ご体感いただけましたら幸いです。
想像をはるかに超える異空間をご堪能ください。
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