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こんにちは。
近年、猛暑や集中豪雨、台風の大型化など、気候の変化を肌で感じる機会が増えてきました。
これは「地球温暖化」が進んでいることの表れです。
そして、実は 私たちの暮らしを支える“家”のつくり方が、
温暖化の防止や快適な生活に大きな影響を与えていることをご存じでしょうか?
1. 家づくりと地球温暖化の関係
家は長い年月にわたって使い続けるもの。
建てるときに使うエネルギー(木材やコンクリートの製造過程など)や、
住んでからの冷暖房エネルギーは、CO₂排出に直結します。
つまり、家の性能や設計次第で、温暖化への影響を減らすことができるのです。
2. 木繊維断熱材というエコな選択
断熱材にはグラスウールやウレタンなどさまざまな種類がありますが、近年注目されているのが 木繊維断熱材 です。
木繊維断熱材の特徴
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🌳 再生可能な資源:間伐材や木材の端材を活用してつくられるため、資源循環に貢献。
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🌡️ 高い断熱・調湿性能:夏は涼しく、冬は暖かいだけでなく、湿気を吸収・放出することで快適な室内環境を保つ。
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♻️ カーボンストック効果:木に含まれる炭素を断熱材として固定し続けるため、CO₂削減に役立つ。
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🔇 遮音性能:外からの騒音を和らげ、静かな暮らしを実現。
3. 温暖化に強い家づくりのポイント
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断熱性能の向上 → 木繊維断熱材をはじめとする自然素材を使うことで、省エネ性能を高める。
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自然エネルギーの活用 → 太陽光発電・蓄電池を導入して、再生可能エネルギーを暮らしに取り入れる。
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設計の工夫 → 庇や窓の配置で日射をコントロールし、冷暖房に頼らない住まいに。
4. 「守る家」から「未来を育てる家」へ
これからの家は、単に快適さや安全性を守るだけではなく、地球環境に配慮し、未来を育てる存在であるべきです。
木繊維断熱材のように環境負荷を減らす素材を選ぶことは、
家族の暮らしを快適にすると同時に、地球温暖化対策にもつながります。
地球温暖化の問題は大きすぎて、一人では変えられないと思いがちです。
しかし、「どんな家を建てるか」という選択は、確実に未来へつながるアクションです。
木繊維断熱材を使ったエコな家づくりは、あなたの暮らしを心地よくしながら、
地球にやさしい未来をつくる一歩になると思います。
家づくりの気づき
2025.08.25