集成材の接着剤

 

 

 

こんばんは

 

 

今日は朝から花火の音がしていました

お祭りがあるようですいいな～

 

 

昨夜天気予報を確認したら、

降水確率が20％だったので、早起きして、

携帯で、天気予報を見たら50％に変わっていたので、

洗濯を回すのを止め、ゆっくりして起き上がり、

カーテンを開けたら。。。

青空が広がっていました。。。

 

 

最近のお天気は、不安定過ぎて、

洗濯物を外に干すタイミングがつかめません

 

 

 

さて、今日は、

多くのお客様が心配されるであろう、

「集成材の接着剤」についてお話したいと思います

 

 

 

集成材については、

前回ブログ内で書かせていただきました

：SE構法の耐震性能が高い理由の１つ

 

 

「集成材」とは、

小さく切り分けた木材を乾燥させ、

接着剤で組み合わせた「人工」の木材のこと。

 

 

 

 

SE構法でも使用している、集成材をご存知の方は、

こんな心配をされているのではないでしょうか。

 

 

 

「いつか接着剤が剥がれてしまうのではないか。」

 

「接着剤の有害物質で体への影響は大丈夫なのか。」

 

 

 

 

SE構法の構造躯体に使用される集成材には、

集成材の接着剤の中で、

唯一「ホルマリン（ホルムアルデヒド）」が使われていない、

「イソシアネート系接着剤」を使用しています。

 

 

 

そのため、「ホルマリン（ホルムアルデヒド）」放散量で、

JAS最高ランクの「F★★★★」をクリアしています

 

 

 

これまで、お引渡しをしたお客様から、
そのようなお言葉も頂いたことはございません

 

 

 

皆さん安心してください体への影響は心配ありません

 

 

 

 

「イソシアネート系接着剤」は1970年頃に日本で開発された接着剤なんですよ

 

 

 

水溶性樹脂・合成樹脂エマルジュン・無機充填剤を成分とする「主剤」と、

イソシアネート化合物もしくは、プレポリマーを主成分とする「架橋剤」

によって作られている接着剤です。

 

一般的に「主剤」/「架橋剤」=100/5～20の割合と言われているそうです

 

 

 

※合成樹脂エマルジョン：合成樹脂の粒子が水中に均一に分散している液体（プラスチック）

※無機充填剤：製品の耐久性強化のために加える物質

※イソシアネート化合物：−N=C=O という部分構造を持つ化合物のこと。

　　　　　　　　　　　　ポリウレタンの材料になるため工業的にも重要な化合物

※プレポリマー：ノマーの重合もしくは縮合反応を途中段階でストップさせた中間材料

 

 

 

そして、剥がれる恐れ。

 

 

90年前の建物が今も健在です

 

「デンマークのコペンハーゲン駅」

 

 

他にも、長年使用した自衛隊の掃海艇を解体して、

接着性能を検証したところ、

接着部での強度低下は全く見られなかったことが証明されています。

 

 

 

接着部より、木材の劣化の方が早いと言われるほど

 

 

 

 

なので、上記のような心配はなさらなくて大丈夫です

 

 

 

 

今日は、ここまでにしておきます

 

 

 

それでは、また来週～