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imaizumi blog

プラチナNISA

2025.05.04

NISAはご存知だと思いますが、

 

 

『プラチナNISA』とは何ぞや?

 

 

という方が、大半だと思います。NISAとは、少額投資で得た利益を非課税にする制度で

 

 

正式名称は、少額投資非課税制度で運用益に対する税金があくまでも非課税なんですよね。

 

 

投資信託などで得た利益に対しては、約20%ほどの税金が掛かるのですがNISA口座を使い運用した

 

 

運用益に対しては、税金が非課税となるのです。1800万円までのNISA口座でおこなった投資に対しては

 

 

全てにおいて運用益が非課税となるのです。これが今までのNISAです。

 

 

そして、今回はもっと良さそうな『プラチナNISA』というものが出そうです。今後はプラチナNISAをやっていこうと国が言っているのです。

 

 

 

最近で言うと、新NISAが始まり20代の方々でも今では4人に1人がNISA口座をもっているとの統計があるそうです。

 

 

そこで積み立てNISAをやっていて、銀行に預けておくよりも良いのではないか。という事で続けられている方も多いでしょう。

 

 

長期的に見たら銀行に比べたら増える確率が高いのではないでしょうか。

 

 

 

そこで、今回国が提案しているのは、プラチナNISAというものでなんと65歳以上を対象にしたNISAです。

 

 

簡単に言うと、今までNISAでは出来なかった毎月分配型の投資信託なんです。

 

 

なんでこんなものが出るのか? 65歳以上の方は、年金をもらって生活している方々が多い中で

 

 

物価もあがり、年金額もさほどあるわけではないので生活が苦しいでしょう。であれば、65歳以上の方を対象に

 

 

毎月分配型の投資信託、プラチナNISAをやりましょう。となっているようです。

 

 

普通NISAは資産運用して運用益が出たら元本に加算されていくので、『複利』と言い元本がどんどん増えていく形ですよね。

 

 

当然、これには税金はかかりません。というのが今までのNISA。

 

 

一方でプラチナNISAは、運用益が出たらその運用益をそのまま受け取り、元本は当初と同じ。

 

 

65歳以上の方を対象にしている理由は、定かではありませんが年金だけでは生活が苦しくないですか?

 

 

少しでも小遣いを増やしませんか?という狙いかも知れませんね。

 

 

しかし、これには落とし穴がありそうで、運用益が出た時は運用益分だけ手元に入りますが、

 

 

仮にマイナスが出た場合は、そもそもの元本(例えば100万円)から引かれていくのです。したがってその際には、元本がどんどん減るだけ。

 

 

運用益が出ている時はいいけれど、運用益が出なければ自分の元本から支払らわれるので元本がどんどん減っていきます。

 

 

さらに、運用益には非課税でお金は掛かりませんが、その他の例えば証券会社とかには運用管理手数料を払わないといけないので

 

 

実際はマイナスになりますよね。

 

 

もっと言うと、現在のNISAでは毎月分配型の投資信託は禁止されているのです。なぜ禁止されているかというと、

 

 

毎月分配型の投資信託は、長期的に投資して資産形成していくのにはむいていない。危険度が高いからNISAには入れない。と言っているのに

 

 

プラチナNISAは、これをやりましょう。と言っているわけです。

 

 

やはり、ややこしい内容や解かりづらい内容だと高齢者の方々は騙されてしまいますよね。

 

 

高齢者をターゲットにしている理由は様々あると思いますが、充分に気をつけてご判断いただきたいです。

 

 

 

なお、本日の内容は 人気youtuber 脱・税理士スガワラくん より内容抜粋させていただいております。

 

 

詳しくは、URLを貼り付けておきますので一度ご覧ください。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=6UPS2p1dnks&t=854s

 

 

 

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2025.05.03