imaizumi blog
本日のお題は、『温度伝導率』
何とも聞きなれない言葉。
温度伝導率とは、壁の中を熱が伝導する性能。一方、『熱伝導率』とは、壁を通過した熱が室内に熱を伝導する性能。
日本では、後者の『熱伝導率』だけで家の外皮性能を評価しているのです。
熱が外装材に当たるとどれくらいの時間をかけて室内に熱が伝わるか?
これを時間で現したのが、温度伝導率となります。
上から順番に、ECOボードは12時間、セルローズは8時間、発砲ウレタン系は5時間、グラスウール、ロックウールでは3時間、
羊毛系では、1.5時間となり、ECOボードの温度伝導率の高さがうかがえます。
断熱材の中でも最も高い遮熱力12時間をもつECOボードは、熱の侵入を長い時間くい止めるのです。
これにより、真夏の強い日差しでも12時間後の日差しが弱くなる時間帯まで
熱の侵入を防ぎ、室内の冷暖房の効率もアップさせるのです。
日本でもこの温度伝導率に目を向け、断熱効率を考えるべきだと思います。
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