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蒲郡市生命の海科学館に学ぶ、「構造が価値になる建築」 建築訪問記
私が何度でも訪れたくなる建築が、蒲郡市生命の海科学館です。
この建築の魅力は、デザインではなく“構造そのものが思想になっている”点にあります。

宙に浮かぶような木質ボリューム、明快な柱配置、荷重の流れが読める構成。
すべてが合理的で、無駄がないように感じます。
これは、私たちが採用するSE構法の思想と重なる部分があります。
軒下の曲線天井も、単なる演出ではなくて精度・納まり・長期耐久性まで計算された「構造美」です。

また、ガラス棟と水盤が生み出す光と時間の演出は、
“面積ではなく体験価値”を重視する上質な住宅の本質を示しています。

背後に構えるRC壁と円筒構造は、この建築の核。
「美しさは、強さの上にしか成立しない」
その思想が、無言で語られていると思います。
これからの本物の住まいに必要なのは、
豪華さではなく、語れる構造と継承できる価値だと思っています。
私たちkotoriは、SE構法を軸に「構造の中に美を宿す住宅」をつくり続けています。
この建築は、
本物の住まいとは何かを、静かに教えてくれる存在でもあります。
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